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生きづらさと向きあう任意団体

フードバンクいたばし、第2回(設立準備)実行委員会に出席しました

地元板橋区の藤村行一住職が「フードバンクいたばし」を立ち上げる宣言をしてから早3ヵ月。昨夜は第2回の設立準備実行委員会がハイライフプラザ板橋にて開かれました。
事務局の一員として、私Okeiも参加してきましたので概況をレポートします。

「支援」ではなく、おたがいが「提供」しあう

フードバンクの活動というと、一般の人は炊き出しに近いイメージで、「食べるのに困ったら、そこへ行けばとりあえずしのげるステーション」のように感じることが多いようです。
しかし、現実のフードバンク活動の多くは「緊急時の支援」であり、社会福祉協議会や「いたサポ」(※)のような相談窓口への「申請」により、回数制限内で認められる内容が多いようです。

ところが実際、心の病や高齢で働けず、食べるのに困っている人が、「いたサポ」のようなところへ「申請」に行くのがまず高いハードル。
また、責任感の強い人ほど「いざとなったら行政を頼ればいい」と割り切ることがなかなかできず、「自分の力でなんとかしなければ」とギリギリまで頑張ってしまい、預貯金も底をついて心身も病み、外出さえできなくなってしまうまで相談に訪れない傾向もあります。
このように、責任感があってむしろ“自立に近い人”をまず水際で救済するには、もう少し敷居の低いサポートも存在しなければと感じられます。

※ いたサポ=いたばし仕事生活サポートセンター。生活困窮者自立支援法に基づいて2015年に開設された板橋区の委託事業。フードバンク板橋の設立準備段階での仮の拠点にもなっている。

20160603フードバンクイメージ

そこでフードバンクいたばしでは、僧侶が代表であるという特色を活かし、「支援」ではなく「提供」、つまり、持てる者からの一方的な(上から下への)救済ではなく、おたがいが出せるものを提供しあい、あたたかく暮らせる地域づくりの核としてのフードバンク活動を、との提案をしています。

たとえば、

・食べるのに困っている人は、仕事がない⇒時間はあるはず⇒フードバンク活動のボランティアとして活動してもらう。お礼として、食品を持ち帰る。
・心身を病んでボランティアどころではないという人も、「心の痛みを知っている」という強みがある。⇒提供された食事で元気が出てきたならば、将来は、「体験談を語る」ことで、同じ苦しみを持つ人の助けになる。

などです。

昨夜は、板橋区内で「子ども会(子ども食堂)」を営む南蔵院のご住職もみえました。
“食”を通して地域の人と人とがつながってゆく活動。こうしてレポートしているだけでもホッとします。

フードバンクいたばし 公式ホームページができました!⇒http://foodbankitabashi.jimdo.com/