ハニワたちと見つめる、魂のゆくえ

アナログでもできるお寺の貢献

今日も、コロナ禍のなかでのお寺のさまざまな尽力について、数人のお坊さまがたとメールやオンライン会議で情報交換させていただきました。

なかでも、私OkeiのFP仲間でもあり、埼玉県のお寺のご住職である高橋泰源さん(近著『必勝‼ 終活塾』双葉社)とのお話ではたくさんのヒントをいただきました。一部をご紹介いたします。

お寺は広いし掲示板があるのだから、いろいろできる!

たとえば10人程度なら「密」にならずに集えるお寺でしたら、
「●人上限で、一人置きに座っていただいての写経会をやっています。
家のなかでストレスがたまっているとお感じの方はどうぞ」
などと掲示板に貼り紙してみる。

庭の広いお寺さまであれば、午前中は園児中心、午後は小学生中心、室内は中高生中心etc.と分けて(きょうだいは別枠でなくてもよいよう、あくまでゆるく分ける)、自宅ですることのなくなった子どもたちに羽根をのばしてもらう。さらに寺子屋的なこともおこなってみるなど。

お寺にマスクが寄進されている場合などは、掲示板で「マスクお渡しできます」と掲示板に書いておき、取りにみえたかたに、自粛のなかでの困りごとや悩みがないかを聞いていく。
などなど。

たすけたい、という気持ちが先にあること

臨床宗教師の資格も取得されている泰源さん。お寺は、こういう非常時にこそ役立たなければとおっしゃいます。
「このままでは法要もどんどんキャンセルされて収入がなくなるから何かをする、ではなくて、まずはじめに〝何かの役に立ちたい〟という気持ちがあることが大事」

できることをおこなったお寺は、コロナ禍のあとも必ず頼られます。
仏教思想をただしく活かせば、逆境をチャンスに変えることができます。合掌

この記事を書いた人
宗教法人専門特定行政書士。遺言相続、任意後見などの相談に応じるなかで、お金の心配ばかりの終活に疑問を感じ、古溪僧侶とともに縁空合同会社を起業。業務執行責任者として、葬祭カウンセラー認定実用講座などをスタート。 『いいお坊さん ひどいお坊さん』(ベスト新書)、『心が軽くなる仏教とのつきあいかた』(啓文社書房)著者として、全国各地の僧侶研修に登壇。AFP。東京都行政書士会板橋支部役員。民生児童委員。
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