2016年6月17日
「日本人て、神社の薄暗い神殿にむかって、ご神体がどんなものかも見えないのに、真剣に手を合わせてお祈りできるよね」
そんな話を、あるシンポジウムで耳にしました。
偶像崇拝しない宗教も世界にはあるけれど、
教義があるわけでもなく、
聖書やコーランのような「書かれた教え」があるわけでもない。
経典も教義もなく、偶像すらない。
そういうところで真剣にお詣りできる日本人は
「無宗教」なんていってるけれど、
もしかしたら
かなり宗教意識の高い民族なのかも?
というわけで、
「お坊さんと話そう」ですが、
今回は僧侶じゃなく、神主さんをお呼びしてみました。
2012年10月21日
・吉田 健一(浄土宗・平塚 浄信寺)
・歌う神主 壮紫=わたくしTAKE(五社神社)
・MC=Okei
神主さんであり、スタンダードジャズを中心とした
唄も歌える “神主inger”=わたくしタケ さんです。
対峙するは、ひとなみ座談会常連僧侶のなかでも
魂話大好きな、吉田健一住職。
もちろん、TGレコーズ辻ケンゾウによる、好評のアナログレコード演奏も。
今回は、吉田健一僧侶がみずからのLPコレクションを持ち込み、
ナゴムレーベルから、新宗教の祖がうたうソウルフルなバラードまで
濃すぎるナンバーを披露。
ハロウィンにふさわしい、深みのある一夜となりました。
(この催しは、2012年10月21日に開催しました)